Philipsのウルトラワイド曲面ディスプレイ 439P9H1/11に大満足

リモートワークの環境を充実させるために、Philipsのウルトラワイド曲面ディスプレイ 439P9H1/11を購入しました。Macbook ProユーザーかつWeb開発者の観点から、良い点やいまいちだと思った点をご紹介します。

はじめに

私はWeb系企業のマネジメント職と、フリーランスとしてWebクリエイターをしています。

この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、企業の方も一時的に全面リモートワークとなっています。フリーランスの方はもともと全面リモートワークだったため、仕事は100%自宅で行っています。

在宅勤務の環境改善の一環として、2019年11月に発売された、Philipsのウルトラワイド曲面ディスプレイ439P9H1/11を購入しました。

今回の記事では、MacBook ProユーザーかつWeb開発者の観点から、良い点やいまいちだと思った点をご紹介します。

前提:モニター以外の環境

細かいものは省きますが、

  • MacBook Pro (16-inch, 2019)
  • 12.9インチiPad Pro

をメインの作業環境として使っています。

また、行っている業務の内容としては

  • マネジメント・ディレクション(chatworkやslackを使ったコミュニケーション中心)
  • Web開発(フロントエンド寄り)
  • デザイン(Web・紙)
  • 動画編集・YouTubeチャンネル運営

などです。

では、早速良い点のご紹介から。

良い点

配線が圧倒的に少なく済む

USB Type-Cがとにかく最高。

439P9H1/11は、映像の入力端子としてUSB Type-Cを備えています。

このモニターに限ったことではないのですが、USB Type-Cのケーブル1本で、給電と映像出力ができます。

このため、最低限必要なコードは

  • ディスプレイの電源コード
  • ディスプレイとMacBook Proを繋ぐコード

の2本だけになります。MacBookの電源アダプターすら不要で、映像出力しながらMacBookは常に充電状態を保ちます。

また、このディスプレイ439P9H1/11は、よくある外部モニターを横に2枚並べたのと同じような大きさです。にもかかわらず、1枚のディスプレイとなっているため、モニターとPCを繋ぐ配線・モニターの電源ケーブルも1本ずつで済むのです。

私の場合、iPadProを横に置いてSideCarの機能を使っているので、MacBookとiPadをUSB Type-Cケーブルで繋ぎiPadの充電を行っています。SideCarがWifi接続より有線の方が安定するという事情もあります。

よって、MacBookに繋がっている線は2本のみ。デスクが圧倒的にすっきりします。

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※実は最初はちょっと戸惑った

MacBook Proに付属のUSB Type-CケーブルでMacとモニターを繋いでも映像が映らず、ドライバーのインストールが必要だったか?でもMac用のドライバーが無さそう?とちょっと慌てました。

しかし、モニターに付属のUSB Type-Cケーブルで接続すればすぐに映像が表示されました。

設定が楽

モニターに付属しているUSB Type-CケーブルとMacBook Proを繋ぐだけですぐに映像が映し出されました。ドライバーのインストールなど一切不要で、繋ぐだけでOKです。

また、妻が使用しているSurface Goでも同様に、ケーブルを繋ぐだけですぐに利用できました。

付属のWebカメラが意外と良い

このモニターにはWebカメラが付いています。

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MacBookについているカメラがあるのでこちらを使うことはないかなと思っていましたが、いざ使ってみると予想よりも映りが良く、また目線よりも高い位置の画角がちょうど良いので、今ではこちらをメインで使用しています。

このWebカメラも、特別な設定をすることなく、ケーブルをつなげただけでZoomなどのアプリでカメラとして認識されました。

使わない場合は、中にしまっておくことも可能です。

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価格

Amazonで購入し、割引後の価格は¥91,760でした。

これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思います。

しかし私としては、この大きさ・曲面ディスプレイ・USB Type-C対応のモニターとしては安いと感じました。

購入から少したった今は、費用対効果に非常に満足しています。

いまいちかなと思う点

PBPモード(画面分割)

横長の画面を左右に分割して、別の入力ソースを表示できる機能が備わっています。

画面の右側にゲームを表示し、左側にPCの映像を表示する、といったことができます。

ただ、PBPモードを使用すると、MacBook側の画面が横長のまま小さくなってしまうんですよね。。。

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ディスプレイ環境設定でも最適な解像度が選択肢に表示されず、この点はどうしたものかと思っているところではあります。

解像度

MacBook Proの方が高解像度です。モニターの方の解像度を限界まで高くしても、やはり実感できるほどの差があります。

そのため、デザイン系の業務をしたりする際は、MacBookやiPadを使うことになります。

私はこのワイドディスプレイに精細な画像を求めていたわけではないのですが、もう少し文字が小さくなれば良いな、と感じないわけではありません。

重さ

なかなかに重いです。

ひとりでモニターアームに固定するのは骨が折れました。。

説明書によると、スタンドなしの重さが10.34kgとのことで、私が使っているモニターアームの対荷重が10kgでぎりぎりアウトなのですが(笑)、ネジをきつく閉めないとモニターが少しずつ下向きになってしまうことがあります。

終わりに

いろいろ書きましたが、私の用途には非常にマッチしているため、購入には大満足しています。

次回は、このモニターも含めた私の作業環境について書いてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。