コロナの影響を大きく受けた2020年を振り返る

インバウンドのウェブ制作を中心にフリーランスウェブ制作者として活動していた私は、今年コロナウイルスの影響を大きく受けました。今年の振り返りとして、感じたことや、今年やった仕事を記載します。

はじめに

会社員をしながら個人事業としてウェブ制作をしています。

2020年は、個人事業の2年目。コロナ禍の影響を大きく受け、年初に想像していたものとは大きく異なる1年となりました。

今年やったことを振り返りたいと思います。

オリンピックバブルに沸くはずだったインバウンド業界

私のWeb制作の主戦場は「日本の大企業の他言語サイト制作」。

崩れにくく変更に強いCSSコーディングや設計を得意としているため、同一のテンプレート・CSS内に異なる量のテキストが入る他言語サイト制作は、自分にとって強みを活かせる場所でした。

そして何より、今年は東京オリンピック2020が開催される予定だった年。

オリンピックに合わせるように、企業や公共団体ではウェブ制作に多額の予算が付けられていたように思います。

私もそのオリンピックバブルに乗るため、年初に会社との契約を見直し、週の勤務日を減らし時短の限定正社員となりました。

コロナショックで大打撃を受けたインバウンド業界

しかし、コロナショックで状況は一変。インバウンド業界は壊滅的な打撃を受けました。

私の関わりのある企業で起こったことは

  • 倒産
  • インバウンド事業部が解散となりチームメンバーの8割が離職
  • インバウンド事業部が買収される

といったように散々なものでした。

一方、インバウンドの事業者が淘汰され、ライバルが減ったとおっしゃっている企業様もいらっしゃいました。

2020年にやった業務

1月

  • 毎月の運用案件
  • 既存の他言語サイトの機能追加

2月

  • covid-19に関わる営業案内をウェブサイトに掲載するなどの緊急案件
  • 公共団体のインバウンド向け観光ページ新規作成

3月

  • covid-19に関わる営業案内をウェブサイトに掲載するなどの緊急案件
  • 公共団体のインバウンド向け観光ページ新規作成
  • 既存インバウンドサイトの表示速度改善コンサルティング

4月

  • 企業のインバウンド向けページ新規作成
  • 企業のインバウンド向けページ技術コンサルティング
  • 企業の新規サイト制作
  • 企業のYouTubeチャンネルサポート開始(編集&サムネイル作成)

5月

  • 企業のインバウンド向けページ微修正
  • 企業のインバウンドアプリ微修正

6月

  • 企業のインバウンドアプリのフロントエンド大改修
  • 毎月の運用案件
  • 自治体のインバウンドサイト新規制作

7月

  • 企業のインバウンドアプリのフロントエンド大改修
  • 毎月の運用案件
  • 企業のインバウンドサイトリニューアル

8月

  • 企業のインバウンドアプリ微修正
  • 毎月の運用案件

9月

  • 毎月の運用案件
  • 企業のキャンペーンサイト制作(日本語のみ)

10月

  • シンポジウムのオンライン開催の技術サポート

11月

  • 企業の新サービス技術コンサルティング
  • 企業のキャンペーンサイト制作(日本語のみ)

12月

  • 毎月の運用案件
  • 企業の新サービス技術コンサルティング
  • 企業のYouTubeチャンネル出張撮影

終わりに

こうして振り返ると、思いのほかインバウンド事業に関わっていました。

この記事を書いている2020年の大晦日の時点では、コロナウイルスの影響は来年も大きくありそうな状況です。

自分としても、世間の状況をみつつ個人事業主の戦略を都度見直していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。