macOS Yosemiteでアプリを最大化表示する2種類の方法

macOS Yosemiteから、アプリケーションウィンドウ左上にある信号コントロールボタンの緑色の機能が変更されました。
これまでは、アプリケーションウィンドウをディスプレイの高さいっぱいに広げる「最大化」だったところが「フルスクリーン」に変更されています。

キャプチャ

※最大化:アプリケーションウィンドウをディスプレイの高さいっぱいに広げる。幅もディスプレイいっぱいになるかはアプリによる。
フルスクリーン:アプリケーションの高さと幅がディスプレイいっぱいになり、Dockや最上部のツールバーも隠される

これまで通り最大化を行いたい場合は、私が把握している限りで2種類の方法があります。

1.「option」キーを押しながら緑のボタンを押す

「option」キーを押しながらだと、ボタンの見た目が+に変わり、従来の最大化を使うことができます。

2. ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックする(要システム環境設定)

アプリケーションウィンドウのタイトルバー(信号コントロールボタンなどがある位置一帯)をダブルクリックすることで、最大化の機能が使えます。
この機能を使うためには、システム環境設定で以下の設定を行う必要があります。
システム環境設定>Dock>「ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックしてウィンドウをしまう」をOFF
なお、2. を確認したところ各アプリの対応状況は以下のような感じでした。

◯ Evernote
✕ Google Chrome
✕ 連絡先
✕ FaceTime

Apple製でないものは、アプリによって対応状況が違うようです。またApple製のアプリでも、フルスクリーンに対応していないものはダブルクリックでの最大化が効かないようです(フルスクリーン非対応のアプリは、そもそも緑のボタンが+のままなので、ボタンで最大化できます)

私の場合は、ウィンドウサイズの調整は基本的にDivvy http://mizage.com/divvy/ というアプリで行っているのですが、家のiMacでトラックパットのみでだらだらウェブブラウジングしてるときなどに使えそうです。

それにしても、「option」キーを押すといろんなアプリの裏機能みたいなものが見られておもしろいですね。いつか、知っておきたい「option」キーをまとめて記事にしたいと思います。